共存都市の昔話

※読まなくても企画はお楽しみいただけます

昔々の大昔、大いなる存在の間で突如「もうすぐ世界が滅亡する」という噂が流れました。
それを聞いたとある存在は愛する小さき者たちが滅びないよう、たくさんの世界から少しずつ、自身が創造した空間に連れてきて保護することにしました。
それはもうたくさんの世界から、人間界、獣人界、魔界、天界、電子世界、霊界、無機物界、それからそれから… とにかく手が届く全ての世界から小さき者を連れてきて、トナルイの街を作りました。
そして「共存せよ」とだけ命じ、大切にその街を守ることにしました。

結局「世界が滅亡する」というその日には何も起こらず噂は嘘だったのですが、大いなる存在と小さき者たちとでは体感する時間の流れが違ったため、その頃には街は都市として発展し、都市に生きる者たちはいくつも世代を重ねており、故郷に帰りたいと願う者もまちまちでした。
なので大いなる存在は小さき者が自分の意志で行き来できるよう、異世界に繋がるゲートを都市のあちこちに設置しました。

ゲートが設置されたことでいくらかの小さき者が都市から出ましたが、それより多くの訪問者が都市を訪れるようになりました。
それから都民と訪問者の間でたくさんの交流が生まれて数十年、共存都市トナルイは今の姿になったのです。

さて、「共存都市」なら共存する意思の無い方は居られないとお思いでしょうか?
昔は大いなる存在によってそういった方は外界に弾かれていたようですが、今は心配無用にございます。
共存都市を創った大いなる存在はもう居ないのでございますから。

おっと、最後の情報はキャラクターの方々にはどうかご内密にお願い致します。
能力や生態によってはなんとなく察してしまう方も居られるかもしれませんね。

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